
こんにちは
せっかくドイツに旅行に行ったのにわざわざドイツ語のアメコミを大量に買って日本に帰ってきたバカです
全く読めません
さて、もうすぐ「ドクター・ストレンジ」が日本で公開されますね
しかしキャプテン・アメリカやスパイダーマンならまだしも、アメコミに詳しくない人はあまりドクター・ストレンジの事を知らないと思います
なのでこの記事ではそういった人たちの為にドクター・ストレンジがどういったキャラクターなのか解説していきたいと思います
ドクター・ストレンジとは
マーベルのヒーローというとスパイダーマンとかウルヴァリンみたいな超能力がある人か、アイアンマンみたいになんかすごい装備を持ってる人なんかが中心ですが、ドクター・ストレンジはそんな中で珍しい「魔術師」です!
そうです、魔術師なんです
もう超能力どころか魔法が使えるんです
しかも世界最強の魔術師の称号「ソーサラー・スプリーム」を貰うほどの魔術師です
ほぼなんでもできます
しかしそんな彼も最初はただの外科医でした
次に彼がどうして外科医から魔術師になったのか解説しましょう
ドクター・ストレンジのなりたち
あるところに優秀な外科医がおりました
家族を亡くした事がきっかけで医者になった彼は、天才脳外科医として有名でした
しかし同じように傲慢さでも有名でした
そんな彼はある時、事故で大怪我をしてしまいます
その大怪我の影響で脳外科手術で必要な精密な動作ができなくなってしまいました
手術が不可能となった彼は天才脳外科医としての道を閉ざされ、今までのキャリアから来る傲慢さ故に普通の医師として働く事もできませんでした
そんな時、彼はチベットにどんなケガや病気も治療できる魔術師がいるという話を聞きます
藁にもすがる思いでチベットに向かった彼は、そこで一人の老人に出会います
そう、その老人こそが齢500歳を超える最強の魔術師「ソーサラー・スプリーム」エンシェント・ワンだったのです
ストレンジに可能性を感じたエンシェント・ワンは、治療する代わりに弟子入りを持ち掛けます
そして7年もの修行の末に一人前となったストレンジは、「ドクター・ストレンジ」として魔術を正しき事に使う為ヒーローとしての活動を始めるのです!
実写版のストーリーもだいたい同じようです
エンシェント・ワンが女になってる事くらいの違いかな(もしかしたら設定上は男なのかもしれないけど)
人物
上でも書いた通り、元々は上から目線の傲慢な性格でした
しかし魔術の修行をして経験を積み、今ではマーベルのヒーロー達の相談役のような頼られる存在になっています
そして最強の魔術師「ソーサラー・スプリーム」と呼ばれるまでになりました
この称号は元々ストレンジの師匠のエンシェント・ワンのものでしたが、エンシェント・ワンが(なぜか日本語訳だとかわいい語尾になっている日本のゲームに登場するまでアメリカでも公式が覚えていないほど空気だった)異界の魔神シュマゴラスと刺し違えた為、「エンシェント・ワン」と「ソーサラー・スプリーム」の称号をストレンジが引き継ぎましたでシュ(一時期別の人物の称号になっていましたが、その人物が犠牲となったためまたストレンジのものとなりましたでシュ)
また魔術の修行を積むうちに不老となった為、年をとりません(ただし不死ではないので死ぬ時は死ぬ)
もちろん能力は不老だけではありません
次はその能力をご紹介しまシュ
能力
最強の魔術師であるストレンジは、割となんでもできます
魔法でできそうだなってイメージの付くものはだいたいできると思います
バリアはもちろん張れますし、空を飛ぶのもワープするのも催眠術も物を動かすのもテレパシーももちろんできます
「魔法使いなんだからなんでもできるでしょ?」っていうキャラです
「ぼくのかんがえたスーパーヒーロー」の体現的存在であるスーパーマン並みの便利さ
当たり前ですが、透視もできます
占星術を使って近未来予知ができるあたりスーパーマン以上の便利さでは?
でも魔術師なんだから魔術は強くても接近戦は苦手でしょって?
マーベル界最強の魔術師にそんな弱点あるわけないじゃないですか
エンシェント・ワンの修行の中に「格闘術」もあったので普通に戦ってもめちゃくちゃ強いです
チートかよ
そもそも奥さんを殺されてブチギレて他のアイアンマンとかゴーストライダーとかのヒーロー達が束になっても敵わない状態のハルクを悪魔の力を使って一時的にでも圧倒した魔術師に不可能があるとでも?
この話については危険だからって宇宙に追放されて他の惑星で王となって奥さんを作ったハルクが宇宙船の爆発によって奥さんが死んでしまって自分を追放した奴らへの復讐のためにブチギレで地球に帰ってくる「ワールド・ウォー・ハルク」をどうぞ
登場作品
初登場は1963年の「ストレンジ・テイルズ」という雑誌
名前の割にドクター・ストレンジの雑誌ってわけではありません
最近の映画でアメコミヒーロー知った人が意外と知らないことがあるんですけど、だいたい有名どころのヒーローって初登場がかなり昔なんですよね
マーベルじゃないけどバットマンも70年くらい前だし
「ストレンジ・テイルズ」で活躍したあとに自分の名前を関した「ドクター・ストレンジ」という本で活躍します
その後色んな作品に登場するんですけど、チラッとでも登場する作品も入れると無数にあるので書ききれません
上でも紹介した「ワールド・ウォー・ハルク」のようにクロスオーバー系の作品には大抵いると思っていいでしょう
すでに映画になっている「シビル・ウォー」にもマンガでは登場していました
原作の「シビル・ウォー」はある程度知名度のあるキャラは全員出てるんじゃないかってくらいヒーローが出てきて色んなヒーローを知る事ができるので初心者にオススメ(小ネタ解説もあります)
映画と違って正にヒーローたちの一大決戦って感じなので読んでほしい
日本ではカプコンが開発したマーベルのキャラとカプコンのキャラが戦う格闘ゲーム「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」に登場したのでそれで知った方も多いでしょう
他には日本製のアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」にも登場した事があるので見た事ある人もいるかもしれません
ところでアベンジャーズなの?
漫画ではアベンジャーズではありません
アベンジャーズ解散後の「ニューアベンジャーズ」には参加していますが、元祖「アベンジャーズ」には参加していません
ハルク、シルバーサーファー(リメイク前のファンタスティック・フォーの映画にも出てきた銀ピカの奴)、ネイモア(通称サブマリナー。アトランティスの王子でマーベル界最古参ヒーローの一人)達と共に作った「ディフェンダーズ 」
アベンジャーズのビッグ3の一人アイアンマン、X-MENの創始者プロフェッサーXなどマーベルユニバースの重要なヒーロー勢力の長たちが集まった「イルミネイティ」などには参加しています(「イルミネイティ」がハルクを追放した事が「ワールド・ウォー・ハルク」の遠因です)
実写版では?
1月27日に公開される劇場版で初登場です
でも実は名前だけはすでに登場していました
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」にてS.H.I.E.L.D.のエージェント、ジャスパー・シットウェルを尋問中に一瞬だけ名前が出てきました
多分ドクター・ストレンジの事を知らなかった人は普通にスルーしていたと思います
「ウィンター・ソルジャー」にて名前が出ていて、「ドクター・ストレンジ」ではドクター・ストレンジ誕生までを描くという事は「ドクター・ストレンジ」は「ウィンター・ソルジャー」よりも前の話という事になるんでしょうか?
また漫画とは違う世界である実写版の「マーベル・市ネマティック・ユニバース」においてはアベンジャーズに参加するんでしょうか?
なんにせよ今までのマーベル映画とは違う雰囲気の映画になる事は間違い無しだと思うので今から公開が楽しみですね!
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